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私がまだ幼かったころ、「細腕繁盛記」というドラマがありました。
オープニングで流れた「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血の
にじんだように赤くその香りは汗の匂いがする」の言葉が今でも頭
から離れません。
今思えばその言葉の意味を私が幼かった頃から、母親が一生懸命
だけどそんなそぶりを見せず身をもって教えていてくれていた事に
心から感謝です。
母は本当に偉大です。
その母と一緒に訪れた故郷の佐用ホルモン焼きうどんの「王将」というお店でした。
そこにもまたドラマの主人公のように、笑顔で迎えてくれる女将さん。ホルモン焼きうどんのおいしさもさることながら、
ホッと寛げる居心地のよさがとても好きでした。
いつかはそんなお店を京都でも作りたい、それが夢でした。
鉄板焼きでも女性がひとりでお酒や食事を楽しめる、家族連れもゆっくり寛げる、
男性も女性も誰もが笑顔で過ごせるお店。
「また、ホルモン焼きうどん食べたいな」でも
「シェフと話しがしたい」でも
「みんなでワイワイしゃべりたい」でもいい。
お客さんに楽しいひとときを過ごしていただき、小さな幸せを感じてもらえるように
精一杯心を配り、努めさせていただきたいと思っております。